Morphフレームワークは、Pythonとマークダウンを用いてWebアプリケーションを構築するフレームワークです。アプリケーションのバックエンドをPythonで、フロントエンドをマークダウンで構築することができます。

ディレクトリ構成

フレームワークのディレクトリ構成は以下のようになっています。

workdir
.
├── src
│   ├── pages/
│   ├── python/
│   └── sql/
├── .env
├── Dockerfile
└── morph_project.yml
  • src … データアプリのソースコードを配置するディレクトリ
    • pages … フロントエンドのMDXファイルを配置するディレクトリ
    • python … バックエンドのPythonファイルを配置するディレクトリ
    • sql … バックエンドのSQLファイルを配置するディレクトリ
  • .env … 環境変数を設定するファイル
  • Dockerfile … データアプリをDockerコンテナとしてビルドするためのファイル
  • morph_project.yml … プロジェクトの設定を記述するファイル. フレームワークはmorph_project.ymlが配置されているディレクトリをルートディレクトリとして認識します。

これらに加えて、Pythonパッケージの管理用に requirements.txtpoetry.toml が、JavaScriptパッケージの管理用に package.json が配置されます。

開発サーバーを起動する

データアプリの挙動を確認するために、開発サーバーを起動します。

Shell
morph serve

上記コマンドでサーバーの起動が成功したら、http://localhost:8080にアクセスすることでデータアプリにアクセスすることができます。

詳細なカスタマイズ

Morphには、データアプリをカスタマイズするための便利な機能が用意されています。 SQLやPythonで使用できる関数や機能を確認するためには、フレームワークリファレンスをご覧ください。 フロントエンド開発で使用できるMDXコンポーネントの詳細は、コンポーネントリファレンスをご覧ください。

最後に、準備ができてチームに共有する場合にはデプロイガイドをご覧ください。