状態管理とデータ
状態管理 - defineState()
フロントエンドを開発しているとm、ユーザーが入力した文字列や、選択した値を状態として保存し、サーバーに変数として送信したい時があります。そのような場合には以下のガイドに従って実装してください。
状態の宣言: defineState()
状態の宣言には defineState()
を使用してください。defineStateは、オブジェクトを引数に取り、初期値として設定します。
状態の値にアクセスする: .value
宣言した状態の値には、以下のように .value
プロパティを呼び出すことでアクセスできます。
Tips
この例のように、 topPageState.
とdefineStateで宣言した変数名を毎回指定するのが面倒な場合は、変数を分割代入することで短縮することができます。
状態の更新: .update()
状態を更新するには、 update()
メソッドを使用してください。
入力コンポーネントの利用
Morphフレームワークでは、 defineState()
で宣言した状態に対して、ユーザー入力を反映させるためのコンポーネントが用意されています。詳しくは、入力コンポーネントを参照してください。
入力コンポーネントを使用すると、簡単にユーザー入力を状態に反映させることができます。
データコンポーネントに値を渡す
データコンポーネントは variables
というプロパティを受け取ることができるようになっています。このプロパティに defineState()
で宣言した状態の値を渡すことで、ユーザーが入力した値をPython関数やSQLファイルに渡すことができます。
ここまで見てきた機能を全て組み合わせることで、以下のようなデータアプリを完成させることができます。