基本的な書き方
本セクションでは、Morph でデータアプリケーションを構築する際に使用する MDX について説明します。MDX は、React コンポーネントを使用して Markdown ファイルを記述するためのフォーマットです。
Markdown記法について
マークダウン (Markdown) は、シンプルな記法でテキストを装飾できる言語です。ブログ記事、ドキュメント、GitHubリポジトリのREADMEファイルなどでよく使われます。以下に代表的な記法を例とともに説明します。
見出し
見出しは、#
から始まる行で記述します。#
の数が多いほど、見出しのレベルが低くなります。
強調
強調は、*
または _
で囲むことで記述します。
リスト
リストは、-
または 1.
から始まる行で記述します。-
は順不同リスト、1.
は順序付きリストを表します。
リンク
リンクは、[リンクテキスト](URL)
で記述します。
画像
画像は、![代替テキスト](画像URL)
で記述します。
コード
コードは、``` で囲むことで記述します。
Github Flavored Markdown
Morph では、GitHub Flavored Markdown (GFM) に対応しています。GFM は、GitHub が提供する Markdown の拡張仕様で、通常の Markdown に加えて、テーブル、タスクリスト、コードブロックのシンタックスハイライトなどの機能が追加されています。
テーブル
テーブルは、|
で区切られた行で記述します。
タスクリスト
タスクリストは、- [ ]
または - [x]
で記述します。
コードブロックのシンタックスハイライト
コードブロックのシンタックスハイライトは、```言語名 で記述します。
HTML
マークダウンには、HTML を埋め込むこともできます。HTML を埋め込むことで、マークダウンの記法では表現できないより高度なレイアウトや機能を実現できます。
ただし、スタイルやクラス名の指定は、JSXの記法に従って記述する必要があります。
また、Markdownのブロック中であっても、HTMLタグを挿入することができます。
その逆で、HTMLのブロック中であっても、Markdownを挿入することができます。