データコンポーネント
Morphのデータを利用するには、専用のコンポーネントを用いて、Python関数やSQLファイルの name をプロパティとして渡します。
以下は、Pythonの実行結果のDataFrameをテーブル表示する例です。
index.mdx
以下で、データ表示用のコンポーネントを紹介します。
共通のプロパティ
プロパティ | 型 | 説明 |
---|---|---|
alias | string | Python関数やSQLファイルの name |
variables | { [key: string]: Variable } | Python関数やSQLファイルに渡す変数。 variable() 関数 を使って宣言してください。 |
DataTable
DataTableコンポーネントは、Python関数やSQLファイルの実行結果をテーブル表示します。
プロパティ | 型 | 説明 |
---|---|---|
headerKeys | string[] | 表示するカラムの名前。順番も指定できます。 |
Embed (HTML, Plotly, etc.)
Embedコンポーネントは、Python関数の実行結果がHTMLの場合に、そのHTMLを表示します。
プロパティ | 型 | 説明 |
---|---|---|
width | string (optional) | 要素の幅 |
height | string (optional) | 要素の高さ |
Metrics
Metricsコンポーネントは、Python関数やSQLファイルの実行結果のうち、1行目の特定の行の値を表示します。
プロパティ | 型 | 説明 |
---|---|---|
valueKey | string | 値を表示するカラム名 |
label | string (optional) | 値の上部に表示される文字列 |
unit | string (optional) | 値の右部に表示される文字列 |
MetricsGrid
MetricsGridコンポーネントは、Python関数やSQLファイルの実行結果の各行を、Metricsコンポーネントで表示します。
表示はグリッド形式です。
プロパティ | 型 | 説明 |
---|---|---|
cols | number | グリッドの列数 |
valueKey | string | 値を表示するカラム名 |
label | string (optional) | 値の上部に表示される文字列 |
labelKey | string (optional) | 値の上部に表示される文字列をデータの中から取得したい場合、そのカラム名 |
unit | string (optional) | 値の右部に表示される文字列 |
コンポーネントを用いずにデータを表示する
コンポーネントを使わずに、Python関数やSQLファイルの実行結果を表示するには、getJson
関数と value
関数を使ってください。
getJson
関数はMDXファイル内で、Python関数やSQLファイルの実行結果を取得するために使います。この返り値は単なるオブジェクトではないため、value
関数を使って値を取り出してください。
どう使う?
たとえば、Pythonファイルから従業員のリストを返却し、それをセレクトボックスに表示し、選択された従業員のIDをvariableとしてDataTableに渡したい場合があります。
その場合、以下のように記述します。